16歳ガウフの見つけたプレッシャーを和らげる方法とは? [オーストラリアン・オープン]

写真はコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の大会2日目は、男女シングルス1回戦が行われた。

 若くして注目を集める存在になったコリ・ガウフ(アメリカ)は、ここ最近のグランドスラム大会で成功をおさめるたびに膨らんでプレッシャーを解き放つ方法を見つけ出した。それはゴルフボールを可能な限り強く叩くことである。

 しかしそれは、ゴルフ練習場においてではない。彼女はメルボルンのミニゴルフコースでそれをやっている。オーストラリアン・オープンの1回戦でジル・タイヒマン(スイス)に6-3 6-2で勝ったあと、彼女は「私はテニスみたいにミニゴルフをプレーしているらしいわ。ボールを強く打ち過ぎているの」と話した。

 それは勝つための戦略ではない。「ビリだったわ」と彼女は自分のチームと出かけた最近のゴルフについて明かした。

 16歳のガウフは少なくとも、テニスコートでは勝つ方法を見出している。1年前に当時前年度覇者だった大坂なおみ(日清食品)を倒す番狂わせを演じるなどしてオーストラリアン・オープン4回戦に至ったガウフはプレッシャーから解放され、さらに先まで勝ち上がっても不思議ではないプレーをしていると感じている。

「もちろん1年前と同じくらい、あるいはもっといい成績を残したいと思っているわ。でも私はそういうことについて考えないようにしているの。私はただコートに出ていって、楽しんでいるのよ」と彼女はコメントした。

 ゴルフに関しては、彼女は自分の戦略を貫くつもりでいる。

「それが私の好きなプレーの仕方なの。いつの日かきっと機能するようになるわ。私は『パワーが正しい方法だ!』という感じでいくつもりよ」と彼女は微笑みながら言った。(APライター◎ジャスティン・バーグマン/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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