ギリシャ移民からの声援を受け、チチパスが初戦に圧勝 [オーストラリアン・オープン]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がジル・シモン(フランス)を6-1 6-2 6-1で倒し、ロッド・レーバー・アリーナの大会2日目を締めくくった。

 メルボルンに居住するギリシャ移民から大きなサポートを受けたチチパスは、オンコートインタビューでは母国にいるような気持ちになると語った。

「正直に言って、これほどすんなり勝てるとは思っていなかったんだ。僕にとっては素晴らしい試合になったよ」

 チチパスは次のラウンドで、クォン・スンウ(韓国)を6-4 6-1 6-1で破って勝ち上がったタナシ・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したコキナキスはギリシャにルーツを持つオーストラリア人で、2回戦の試合ではファンの声援が二分するかもしれない。コキナキスは病気やケガとの戦いで世界ランクを267位まで落ちてしまったとはいえ、オーストラリアでは変わらず人気がある。この日も彼はクォンに対して19本のサービスエースを決め、メルボルン・パークで6年ぶりの勝利を手にした。(C)AP(テニスマガジン)

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