バーティがおぼつかない終盤を克服して勝利「オージー対決は常に難しい」 [オーストラリアン・オープン]

写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア/右)とダリア・ガブリロワ(オーストラリア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)は番狂わせを避けることができたが、第2セットで大きなリードを無駄にしてしまった。彼女は最終的に、危なげなタイブレークの末にダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を6-1 7-6(7)で振りきった。

 2016年と17年にメルボルンで16強入りした実績を持つガブリロワはケガにより約1年間の戦線離脱を経験してランキングを387位まで落としており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)を得て出場していた。

 今大会でのバーティは、オーストラリアン・オープン女子シングルスで1978年のクリス・オニール(オーストラリア)以来の地元優勝を目指している。

「毎日毎日が違ったチャレンジだわ。私は来る日も来る日も、レベルが何であろうと可能な限りベストであろうとしているの」とバーティはコメントした。

 1回戦でわずか10ポイントしか落とさなかったバーティは、ガブリロワに対する試合でも終盤にぐらつくまでは一方的だった。彼女は第2セットでも5-2とリードしていたが、そこからキープすれば勝利というゲームを2回連続でブレークされてしまった。

 タイブレークでのバーティは、いくつかのポイントをふがいない形で落とした。ガブリロワはふたつのセットポイントを取り損ね、最後の3つのラリーでアンフォーストエラーを犯してしまった。それから友人同士のふたりは、ネット際で抱擁を交わした。

「他のオージーとプレーするときには、ランキングも経験もまったく関係なくなるわ。お互いをよく知り合っているから、常に難しい試合になるの」とバーティは語った。

 バーティは次のラウンドで、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 7-6(4)で破って勝ち上がった第29シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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