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「いつも騒がしいメルボルンが静かだった」ナダルら8選手が無観客試合についてコメント [オーストラリアン・オープン]

スタンドが空っぽのロッド・レーバー・アリーナ

オーストラリア・ビクトリア州のロックダウンが始まり、無観客で行われたオーストラリアン・オープン6日目の男女シングルス3回戦。選手たちは空のスタジアムをどう感じたのか? 8人のコメントをまとめた。


アシュリー・バーティ(オーストラリア)
練習みたいだった
「正直、私自身にとってはそこまで変わらない。ポイントの前にルーティンをして過程に集中するのは同じこと。でも、ちょっと練習みたいだった。練習はみんな慣れてるんじゃない?」


ラファエル・ナダル(スペイン)
誰もこの状況を望んでない
「誰もこの状況は望んでいない。しかし、何度も言ってきたけど、今我々が直面している事態を忘れてはいけないし、そこに責任がある。オーストラリアは世界でもかなり状況のよい国。彼らがやっていることには最大限のリスペクトをもっている。状況がよくなり、大会の終わりにはファンが戻ってこれることを願っている」


ドナ・ベキッチ(クロアチア)
観客が戻るまであと2試合勝たなきゃいけないの?
「コートがどんどん速くなっているのに勝てたのは驚いている。元々速いコートが好きじゃなかったけど、今回勝てているから意外と合っているのかも。でも、お客さんがいないのは悲しい。声援は私の大きなモチベーションになる。あと1試合? 2試合勝たなきゃいけないの? またお客さんの前で試合ができるように頑張る」


マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)
いつも騒がしいメルボルンが静かだった
「静かだった。メルボルンはいつも騒がしいイメージ。何かの機械のビープ音が試合中すごくはっきりと聞こえた。7ゲームくらいして分かったけど、大会の従業員が入場するときにバッジをスキャンする音だったみたい。誰もいないのにアウトコールが結構大きいなと思った。安全が一番、すべてが必要なこと。とにかくプレーできたことがうれしい」


エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)
孤独を感じて自分を鼓舞しなきゃいけなかった
「前の試合は夜7時にたくさんのお客さんの前でプレーできたから、誰もいないのはすごく違和感があった。悲しいと言えばいいのかな。でも受け入れるしかないし、そのことはあまり考えないようにした。練習試合みたいだったけど、“これはグランドスラムなんだ!”と自分に言い聞かせて集中するようにした。集中はしやすい。でも難しいのは、少し落ちているときにサポートを受けられないから、孤独を感じる。自分を鼓舞しないといけない。サッカーとかバスケットボールみたいにプレー中は静かにしなきゃいけないから、バウンドもラケットに当たる音もよく聞こえた」


カロリーナ・ムチョバ(チェコ)

やっと多くのお客さんの前でプレーできると喜んでいたのに…
「大きな違いよ! 昨日の朝、やっと大きなスタジアムでたくさんのお客さんの前でプレーできると喜んでいたのに。でも、これから5日間は、ついてない。その後また観客が入れるようになることを願っている」


シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)
みんながいなくて寂しい
「ファンがいないのは凄く奇妙な感じだった。本当に私はみんながいなくて寂しい。みんなが安全で、正しいことをしていると思う。プレーできていることは本当に幸せ。みんなが家で見ているみんなに少しエンターテインメントを与えられたら嬉しい。友人のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)は、もっともハードな隔離を経験して4回戦まで勝ち残った唯一の選手、凄いと思う。14日間の隔離で部屋から出られなかった選手たちは本当にすごい。尊敬する。彼らが経験したことは私にはわからない。ホテルの隣の部屋で隔離しなきゃいけない選手もいた。凄いメンタルだと思う。私は絶対に経験したくない」


 ジェシカ・ペグラ(アメリカ)
ファンが多いのに慣れてないから影響ない
「マーガレット・コート・アリーナで1、2回戦ファンがいる中でプレーできたのは本当に楽しかった。ファンがいなくて全然違うのは確かだけど、集中して勝つために戦うのは同じこと。私はトップ選手と違ってあまり大きなスタジアムでたくさんのファンの前でプレーするのは慣れてないから、ほとんど影響がないと思う。でもファンがいたほうが楽しいから、戻ってきた中でプレーしたい」





  これまで多くのファンで賑わっていたメルボルン・パークもこの日は閑散としていた。ふたたびスタジアムにファンが詰めかけるのは、早くて2月18日(木)の準決勝になるという。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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