青山修子/柴原瑛菜が8強入り、宿敵とのグランドスラム3度目の対戦に勝利 [オーストラリアン・オープン]

写真は青山修子(右)/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子ダブルス3回戦で、第7シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が第12シードのヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を6-2 6-4で下し、グランドスラム2大会連続でベスト8に進出した。試合時間は1時間17分。

 両ペアは昨年のグランドスラム大会で2度対戦し、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の2回戦はカーター/ステファニーが6-4 0-6 6-4で、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の3回戦では青山/柴原が6-4 7-5で勝っていた。

 2019年からペアを組み始めた青山/柴原は、今季3度目目のダブルス出場。2021年のツアー開幕戦だったアブダビと続く前哨戦のヤラバレー・クラシック(ともにWTA500/ハードコート)を制し、マッチ8連勝で今大会を迎えている。昨年はフェドカップ(現ビリー ジーン・キング・カップ)を含む12大会でプレーし、2月のサンクトペテルブルク(WTAプレミア/室内ハードコート)でタイトルを獲得した。

 今大会での青山/柴原は、1回戦でエイジア・ムハメッド/ジェシカ・ペグラ(ともにアメリカ)を4-6 7-5 6-3で、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリゼット・カブレラ/マディソン・イングリス(ともにオーストラリア)を5-7 7-6(5) 6-0で破って16強入りを決めていた。

 両親ともに日本人ながら南カリフォルニアで生まれ育った柴原は、昨年6月に国籍登録をアメリカから日本に変更した。ジュニア時代の柴原は、ジェイダ・ハート(アメリカ)とのコンビで臨んだ2016年USオープン・ジュニアのダブルスで優勝した実績を持っている。

 青山/柴原は準々決勝で、第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第16シードのラウラ・シグムンド(ドイツ)/ベラ・ズボナレワ(ロシア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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