上地結衣/ワイリーが5年ぶり3度目の優勝、デ グロート/ファンクォトのグランドスラムでの連勝は「11」でストップ [オーストラリアン・オープン:車いすの部]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)が第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)を6-2 6-4で倒し、5年ぶり3度目の優勝を果たした。試合時間は1時間30分。

 2019年シーズンに同一ペアとして年間グランドスラム(同一年に4大大会全制覇)を達成したデ グロート/ファンクォトだったが、大会連覇を逃すとともにグランドスラムでの連勝は「11」でストップした。

2020年車いすテニス|PHOTOアルバム

 ワイリーと上地のコンビは、2014年の全豪からグランドスラム5大会連続制覇を果たし、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)では2014年から4連覇を達成。同ペアがグランドスラムでタイトルを獲得したのは、通算10回目となる。

 ふたりは今大会のシングルス1回戦で対戦し、上地が6-2 7-6(5)で勝っていた。

 今大会での上地/ワイリーは、初戦で第2シードのサビーネ・エラルブロック(ドイツ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-1 6-4で下して決勝進出を決めていた。

 上地は前日に行われたシングルス準決勝でモンジェーヌを6-3 7-5で破っており、単複2冠をかけてファンクォトと対戦することになっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とデ グロートが優勝。ダブルスはヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ステファン・オルソン(スウェーデン)とデ グロート/ファンクォトが制した。

※写真は車いすの部の女子ダブルスで優勝を果たした上地結衣(三井住友銀行/右)とジョーダン・ワイリー(イギリス/左)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 31: Jordanne Whiley of Great Britain and Yui Kamiji of Japan pose with the championship trophy after winning their Women's Wheelchair DoublesFinal against Diede De Groot and Aniek Van Koot of the Netherlands on day twelve of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 31, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Mike Owen/Getty Images)

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