シェイ・スーウェイは1年に1回しかストリングを張り替えないって本当なの?
元プレーヤーで、元オーストラリアン・オープン最高経営責任者(CEO)のポール・マクナミー(オーストラリア)は今、女子シングルスで準々決勝に進出したシェイ・スーウェイ(台湾)のコーチを務めている。彼は彼女の独特な、しかし正確なストロークがイングランドのある大会で不意におかしくなった様子を見たときのことを思い出した。
彼は何が起きているのか見極めることができなかったが、それも彼女がラケットのストリングが切れたことに気付くまでだった。それは彼女にとって、ほとんど決してと言っていいほど起きていなかったことなだったのだ。
「彼女は大会前にストリングを張り直さなければならなかったから、それがちょっとしたトラウマになったよ。それは1年に1回くらいのことなのさ。普通の選手たちは、ボールが変わるとラケットを変えるだろう? 彼女は何年も同じラケットを使っているんだよ」と彼は語った。
マクナミー氏によると、火曜日にメルボルン・パークで第3シードの大坂なおみ(日清食品)と対戦する世界ランク71位のシェイは使用しているラケットのメーカーと契約をしていないのだという。だから彼女は、自分でラケットやストリングを買わなければいけないのだ。
35歳のシェイがオーストラリアン・オープンで何をしてきたとしても、彼女はその習慣を続けるべきだろう。彼女はプロ化以降の時代において、初めてグランドスラム準々決勝に至った年齢がもっとも高い女子プレーヤーとなったのだから。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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