『ハードロックダウン』を経験したブレイディがペグラとのアメリカ勢対決を制し、女子ベスト4最後の一席を確保 [オーストラリアン・オープン]

写真はジェニファー・ブレイディ(アメリカ)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第22シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)がノーシードから勝ち上がってきたジェシカ・ペグラ(アメリカ)との同胞対決を4-6 6-2 6-1で制してベスト4に進出した。試合時間は1時間40分。

 全豪に2年連続4度目の出場となる25歳のブレイディは、初参戦だった2017年に予選からベスト16入りしたのがこれまでの最高成績だった。昨年は1回戦で、シモナ・ハレプ(ルーマニア)に6-7(5) 1-6で敗れていた。ブレイディがグランドスラム大会で準々決勝を突破したのは、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いて2度目となる。

 メルボルン入りした際に同乗者に新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定された人物が出たため、ブレイディは練習のための外出もできない完全隔離の検疫期間を過ごしていた。

 この結果でブレイディは、ペグラとの国際大会での対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年8月にウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)の1回戦で初対戦し、ペグラが7-6(5) 6-4で勝っていた。

 今大会でのブレイディは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)を6-1 6-2で、2回戦でマディソン・ブレングル(アメリカ)を6-1 6-2で、3回戦で予選勝者のカーヤ・ユバン(スロベニア)を6-1 6-3で、4回戦では第28シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-1 7-5で破って8強入りを決めていた。

 ブレイディは準決勝で、第25シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。ムチョバは準々決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)を1-6 6-3 6-2で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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