注目のロシア勢対決はまたしてもメドベージェフに軍配、ルブレフを退け準決勝へ [オーストラリアン・オープン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア/左)とアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)との同胞対決を7-5 6-3 6-2で制してベスト4に進出した。試合時間は2時間5分。

 全豪に5年連出場となる24歳のメドベージェフは、2度のベスト16(2019年、20年)がこれまでの最高成績だった。昨年は4回戦で、スタン・ワウリンカ(スイス)に2-6 6-2 6-4 6-7(2) 2-6で敗れていた。大会前日まで行われていた世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でプレーしたメドベージェフはシングルス4試合で全勝し、ルブレフと2人で母国を優勝に導いた。

 2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラム自己最高となる準優勝を飾ったメドベージェフは、昨年11月の「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得した。

 この結果でメドベージェフは、ルブレフとの対戦成績を5勝0敗とした。メドベージェフはルブレフに対してまだ1セットも落としておらず、昨年のUSオープン準々決勝ではメドベージェフが7-6(6) 6-3 7-6(5)で勝っていた。

 今大会でのメドベージェフは1回戦でバセック・ポスピショル(カナダ)を6-2 6-2 6-4で、2回戦でロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-2 7-5 6-1で、3回戦で第28シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-3 6-3 4-6 3-6 6-0で、4回戦ではマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-4 6-2 6-3で破って8強入りを決めていた。

 メドベージェフは準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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