ドロー拡大で開催された車いすテニスのクァード部門はオルコットが単複2冠 [オーストラリアン・オープン]
オルコットによるとチームメイトに集中力を取り戻させるようにするための戦略で、それは結果的に機能したと説明した。試合は第1シードのオルコット/デビッドソンが第2シードのアンディ・ラプソン(イギリス)/デビッド・ワグナー(アメリカ)を6-2 3-6 [10-7]で下し、地元のグランドスラム大会でタイトルを獲得した。
第2セットで起きた車輪の衝突は車いすバスケットボールの選手がナーバスになったときなどに行う手段で、ただ「コンタクトを取る」ために行うのだと明かした。
「ヒースが僕じゃなくて僕を通り越した先のほうを見ているようなうつろな目をしていたんだ。ちょっとしたスイッチの入れ替えが必要だった。だから彼を車いすでちょっと叩いたのさ。言ってみれば“チェストバンプ”の車いす選手版だよ」とオルコットはコメントした。
それに対してデビッドソンは、「活力を取り戻すために」自分にはそれが必要だったと話した。
シングルスにも第1シードで出場していたオルコットは翌日のマーガレット・コート・アリーナ最終試合に行われた決勝で、サム・シュレーダー(オランダ)を6-1 6-0で下して単複2冠を達成した。
今大会での車いすテニスのクァード部門はグランドスラム大会では初めてドロー数を拡大し、シングルス8ドロー、ダブルス4ドローで行われた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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