WTAツアー公式戦の「カタール・トータル・オープン」（カタール・ドーハ／3月1～6日／賞金総額56万5530ドル／ハードコート）の予選決勝で、第8シードの土居美咲（ミキハウス）は第1シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）に2-6 2-6で敗れた。試合時間は1時間4分。

　今大会に2年連続4度目の出場となった29歳の土居は、2014年に初めて本戦でプレーしたが初戦敗退。昨年はラッキールーザーとして本戦入りし、予選決勝の再戦となった1回戦でふたたびテレザ・マルティンコバ（チェコ）に2-6 6-3 2-6で敗れていた。

　この結果でペグラは、土居との対戦成績を4勝1敗とした。初対戦だった2016年8月のシンシナティ（WTAプレミア5／ハードコート）の予選では土居が6-4 6-7(9) 6-3で勝ったが、2018年以降はペグラの4連勝となった。ふたりの対戦がストレートセットで決着がついたのは、今回が初めてだった。

　予選には柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）も出場していたが、2回戦で第6シードのアンナ・ブリンコワ（ロシア）に4-6 6-3 2-6で敗れていた。

　そのほかの日本勢は青山修子（近藤乳業）／柴原がダブルスに第3シードとして出場しており、1回戦でモニカ・ニクレスク（ルーマニア）／エレナ・オスタペンコ（ラトビア）と対戦する予定になっている。

　カタール・トータル・オープンはWTA500に格付けされる大会で、シングルス28ドロー、ダブルス16ドローで争われる。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

予選結果｜日本人選手

予選決勝

●8土居美咲（日本／ミキハウス）[8] 2-6 2-6 ○1ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[1]

予選2回戦

○8土居美咲（日本／ミキハウス）[8] 3-6 6-1 6-1 ●5ミリアム・ビヨルクルンド（スウェーデン）

●22柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）4-6 6-3 2-6 ○24アンナ・ブリンコワ（ロシア）[6]

予選1回戦

○8土居美咲（日本／ミキハウス）[8] 6-1 6-0 ●7アンジェリーナ・ガブエワ（ロシア）

○22柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）6-0 6-1 ●21ムバラカ・アル ヌアイミ（カタール）[WC]

上位出場選手シード順位｜シングルス

エリナ・スビトリーナ（ウクライナ）[1]
カロリーナ・プリスコバ（チェコ）[2]
アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[3]
ペトラ・クビトバ（チェコ）[4]