ガリンが接戦の末に地元優勝を成し遂げる [チリ・オープン]

写真は優勝を決めた瞬間のクリスチャン・ガリン(チリ)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「チリ・ダヴメン+ケア・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/3月8~14日/賞金総額56万9010ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのクリスチャン・ガリン(チリ)がノーシードから勝ち上がってきたファクンド・バグニス(アルゼンチン)との接戦を6-4 6-7(3) 7-5で制して地元優勝を果たした。試合時間は2時間35分。

 24歳のガリンがATPツアーでタイトルを獲得したのは、昨年2月のリオデジャネイロ(ATP500/クレーコート)以来で通算5度目となる。ガリンは昨年の第1回大会にも出場していたが、左脚を負傷したため準々決勝で途中棄権していた。

 この結果でガリンは、バグニスとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。前回の対戦は2018年10月のカンピナス(ATPチャレンジャー/5万ドル/クレーコート)の準決勝で、ガリンが6-1 6-1で勝っていた。

 今大会でのガリンは初戦となった2回戦で予選勝者のアレハンドロ・タビロ(チリ)を6-2 6-2で、準々決勝で予選勝者のフアン パブロ・バリラス(ペルー)を6-4 6-4で、準決勝ではダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 31歳のバグニスはダブルスでツアー1勝を挙げているが、シングルスでは2週間前のコルドバ(ATP250/クレーコート)でのベスト4がこれまでの最高成績だった。

 これに先立ちダブルス決勝も行われ、第4シードのシモーネ・ボレッリ(イタリア)/マッシモ・ゴンサレス(アルゼンチン)がフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)/ジャウメ・ムナール(スペイン)を7-6(4) 6-4で退け同ペアとして初の栄冠に輝いた。(テニスマガジン)


男子シングルス表彰式でのクリスチャン・ガリン(チリ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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