プレーオフの開催地が日本からウクライナに変更 [ビリー ジーン・キング・カップ]

写真は2019年のワールドグループ2部プレーオフでの土橋登志久(左)と日比野菜緒(ブラス)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

国際テニス連盟(ITF)が月曜日、女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ) by BNPパリバ」のプレーオフ「日本対ウクライナ」の開催地が日本からウクライナに変更となったと発表した。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて延期となっていたプレーオフ「日本対ウクライナ」は、改めてブルボンビーンズドーム(兵庫県三木市/室内ハードコート)で行われる予定だった。

 同地域の非常事態宣言が解除されたもののアスリートの入国制限の免除が保証されなかったため、ビリー ジーン・キング・カップ委員会の投票によって変更が決定した。これを受けてウクライナはチョルノモルスクのエリート・テニスクラブ(クレーコート)を会場として手配し、試合は4月16日(金)と17日(土)に行われる予定になっている。

 ウクライナと日本は初対戦となるが、今回の変更により次の2対戦は日本で開催することになる。

 日本は2020年2月7日(金)と8日(土)に開催された予選ラウンド(スペイン・ムルシア/クレーコート)で、スペインに1勝3敗で敗退。ウクライナはヨーロッパ・アフリカ地区グループⅠ(2020年2月5~8日/エストニア・タリン/室内ハードコート)のプールAを負けなしで首位通過し、昇格プレーオフでエストニア(プールB2位)を2勝1敗で破ってプレーオフ進出を決めていた。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに降格する。(テニスマガジン)

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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