ツアー200試合目を勝利で飾ったシャポバロフが準々決勝へ [ドバイ選手権]

写真はデニス・シャポバロフ(カナダ)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月14~20日/賞金総額204万8855ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦が行われ、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とデニス・シャポバロフ(カナダ)がともにストレート勝利でベスト8進出を決めた。2回戦で第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)に勝った予選勝者のロイド・ハリス(南アフリカ)もまた、番狂わせの進撃を続けている。

 第2シードのルブレフはこの日、1時間程しかかけずに第15シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-3 6-1で退けた。彼は次戦で、2週間前のロッテルダム決勝で勝ったマートン・フチョビッチ(ハンガリー)とのリマッチに臨むことになる。

 第11シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-1 4-6 6-4で振りきったフチョビッチは、今週の3試合すべてで3セットを戦い抜いて8強入りを決めた。

 ツアーレベルで200試合目をプレーした第3シードのシャポバロフは自分のサービスゲームをすべてキープし、第13シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を6-4 6-3で下した。世界ランク12位のシャポバロフは今季初の3連勝をかけて、第8シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に6-7(3) 6-4 6-4で競り勝ったジェレミー・シャルディ(フランス)と対戦する。

 水曜日のティームに対する勝利に続き、この日のハリスは第14シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を7-6(5) 6-4で打破した。ハリスはタイブレークで一時2-4と劣勢に立たされていたが、そこから続く6ポイントのうち5ポイントを奪ってセットを先取し、第2セットでは3-3から勝利を決定づけるブレ―クに成功した。ハリスは次のラウンドで、アルヤズ・ベデネ(スロベニア)を6-4 6-4で破って勝ち上がった日本の錦織圭(日清食品)と対戦する。

 そのほかの試合では第16シードのヤニク・シンネル(イタリア)が第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-4 3-6 7-5で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアスラン・カラツェフ(ロシア)は第17シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を3-6 6-3 6-4で倒し、勝ち上がった両者の準々決勝での対戦が決まった。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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