女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ（旧フェドカップ） by BNPパリバ」のプレーオフ「日本対ウクライナ」（4月16、17日／ウクライナ・オデッサ州チョルノモルスク／クレーコート）の組み合わせ抽選が4月15日(木)に行われ、日本はシングルスが内藤祐希（亀田製菓：単172位）と村松千裕（グラムスリー：単223位）、ダブルスは秋田史帆（橋本総業ホールディングス：複685位）と佐藤久真莉（富士薬品：複854位）を起用した。

　対するウクライナはシングルスにエリナ・スビトリーナ（単5位）とマルタ・コスチュク（単84位）、ダブルスにはナディヤ・キッシャノック（複45位）とリューメラ・キッシャノック（複46位）の布陣で臨む。

　抽選の結果により初日のシングルスは第1試合が村松とスビトリーナ、第2試合は内藤とコスチュクが対戦する。2日目は対戦相手を入れ替えたシングルス2試合のあと、ダブルス1試合が行われる予定となっている。ただし、出場選手はビリー ジーン・キング・カップのルールに基づき変更される可能性がある。

　日本は2020年2月7日(金)と8日(土)に開催された予選ラウンド（スペイン・ムルシア／クレーコート）でスペインに1勝3敗で敗れ、ファイナルズ進出を逃していた。

　ウクライナはヨーロッパ・アフリカ地区グループⅠ（2020年2月5～8日／エストニア・タリン／室内ハードコート）のプールAを負けなしで首位通過し、昇格プレーオフでエストニア（プールB2位）を2勝1敗で破ってプレーオフ進出を決めていた。

　日本とウクライナの対戦は、今回が初めてとなる。

※世界ランクは4月12日付

ビリー ジーン・キング・カップ プレーオフ｜日本 vs ウクライナ

第1日：4月16日(金)｜現地時間11時00分（日本時間17時00分）～

第1試合 村松千裕（グラムスリー：単223位）vs エリナ・スビトリーナ（単5位）

第2試合 内藤祐希（亀田製菓：単172位）vs マルタ・コスチュク（単84位）

第2日：4月17日(土)｜現地時間11時00分（日本時間17時00分）～

第3試合 内藤祐希（亀田製菓：単172位）vs エリナ・スビトリーナ（単5位）

第4試合 村松千裕（グラムスリー：単223位）vs マルタ・コスチュク（単84位）

第5試合 秋田史帆（橋本総業ホールディングス：複685位）／佐藤久真莉（富士薬品：複854位）vs リューメラ・キッシャノック（複46位）／ナディヤ・キッシャノック（複45位）

※ルールにより第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

　16ヵ国がホーム＆アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合（先に3勝したチームの勝利）で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに回る。（テニスマガジン）