ハレプが今季のクレーコート初戦でボンドルソバに快勝 [ポルシェ・テニス・グランプリ]

写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・シュツットガルト/4月19~25日/賞金総額56万5530ドル/室内クレーコート)の女子シングルス2回戦で、ケガから復帰した第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)がマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-1 6-3で倒して彼女のクレーコートシーズンをスタートさせた。

 先月のマイアミ・オ―プン3回戦を肩の負傷で棄権した世界ランク3位のハレプはコートに復帰し、2月のオーストラリアン・オープン準々決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)にストレートで敗れてから2試合目をプレーした。

 2019年フレンチ・オープン準優勝者のボンドルソバを相手に一度もブレークポイントを与えずわずか56分で勝利を手にしたハレプは、試合を通して錆び付いた様子を見せなかった。

 ハレプは次のラウンドで、第8シード のベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-1 7-5で破って勝ち上がったエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。

 2018年大会優勝者で第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は21本のサービスエースを決めて元フレンチ・オープン女王のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-7 (7) 6-4 6-3で競り勝ち、準々決勝で世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦することになった。

 そのほかの試合では第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が2015年と16年に連覇を達成したアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を7-6(4) 6-3で、第5シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)はアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-4 6-2で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではスビトリーナが第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と、サバレンカはアネット・コンタベイト(エストニア)と顔を合わせる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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