西岡良仁は2回戦でクレー巧者ルードに完敗を喫す [マドリッド・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/5月2~9日/賞金総額322万6325ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、西岡良仁(ミキハウス)はキャスパー・ルード(ノルウェー)に1-6 2-6で敗れた。試合時間は57分。

 西岡は試合を通して一度もブレークポイントを奪えず、各セットで2度ずつサービスゲームを落として完敗を喫した。

 今大会に初めて出場した25歳の西岡は予選決勝で敗れていたが、キャメロン・ノリー(イギリス)が欠場したためラッキールーザーとして本戦入りすることが決まっていた。

 予選に第2シードで臨んだ西岡は今季のクレーコート初戦だった1回戦でパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-4 6-4で破ったあと、マルコス・ギロン(アメリカ)との予選決勝では右太腿のケイレンに苦しみ第2セット終了後にリタイアしていた。

 両者は今回が初対戦。西岡は前日に行われた1回戦でフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-2 6-4で倒し、ATPマスターズ1000の大会で今季マッチ初勝利を挙げていた。

 ルードは3回戦で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは2回戦で、ブノワ・ペール(フランス)を6-1 6-2で下しての勝ち上がり。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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