錦織がハチャノフとのクレーコート初対戦に勝利しズベレフとの2回戦へ [マドリッド・オープン]

写真は錦織圭(日清食品)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/5月2~9日/賞金総額322万6325ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で錦織圭(日清食品)が1セットダウンから挽回してカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-7(6) 6-2 6-2で倒し、ATPマスターズ1000の大会で今季マッチ2勝目を挙げた。試合時間は2時間18分。

 タイブレークにもつれた第1セットでセットポイントを決めきれずに落とした錦織だったが、第2セット以降はブレークポイントに一度しか直面せずサービスゲームをすべてキープし、両セットで2度ずつブレークして勝利を掴んだ。

 今大会に2年ぶり9度目の出場となる31歳の錦織は、2014年の準優勝がこれまでの最高成績。前回開催された2019年は第6シードで臨んだが、3回戦でスタン・ワウリンカ(スイス)に3-6 6-7(3)で敗れていた。

 この結果で錦織は、ハチャノフとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。前回のマッチアップは2018年10月のウィーン(ATP500/室内ハードコート)の2回戦で、錦織が6-2 6-2で勝っていた。クレーコートでの顔合わせは、今回が初めてだった。

 錦織は2回戦で、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。上位8シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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