西岡良仁がラッキールーザーのチャンスをものにし今季のマスターズ初勝利 [マドリッド・オープン]
今大会に初めて出場した25歳の西岡は予選決勝で敗れていたが、キャメロン・ノリー(イギリス)が欠場したためラッキールーザーとして本戦入りすることが決まっていた。
予選に第2シードで臨んだ西岡は今季のクレーコート初戦だった1回戦でパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-4 6-4で破ったあと、マルコス・ギロン(アメリカ)との予選決勝では右太腿のケイレンに苦しみ第2セット終了後にリタイアしていた。
この結果で西岡は、3度目のマッチアップでクライノビッチから初勝利を挙げた。ツアーレベルの大会では2019年10月にストックホルム(ATP250/室内ハードコート)の準々決勝で対戦し、クライノビッチが6-3 6-4で勝っていた。
西岡は2回戦で、キャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは1回戦で、第15シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-1 6-4で下しての勝ち上がり。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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