クラーセン/マクラクラン勉はエルベール/マウに競り負け8強入りならず [マドリッド・オープン]
両ペアは3月にアカプルコ(ATP500/ハードコート)の1回戦で対戦しており、エルベール/マウが6-4 6-4で勝っていた。元ダブルス世界ランク1位のマウと同2位のエルベールのコンビは2019年にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)を制して生涯グランドスラム(キャリアを通じて4つのグランドスラムのすべてを制すること)を達成し、同年11月には「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)でも栄冠に輝いた。
マクラクランとクラーセンのコンビは、今大会が9度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ昨年10月のケルン(ATP250/室内ハードコート)では、決勝でフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を2年連続で制したケビン・クラウィーツ/アンドレアス・ミース(ともにドイツ)を倒してタイトルを獲得していた。
ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場予定だったアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ/フェルナンド・ベルダスコ(ともにスペイン)が棄権したため繰り上がりで急遽本戦入りしたクラーセン/マクラクランは、1回戦でテイラー・フリッツ(アメリカ)/オリバー・マラック(オーストリア)を6-2 6-3で破って勝ち上がっていた。
エルベール/マウは準々決勝で、第3シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)と対戦する。グラノイェルス/ゼバロスは2回戦で、カレン・ハチャノフ/アンドレイ・ルブレフ(ともにロシア)を6-3 6-2で下しての勝ち上がり。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU
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