日比野菜緒はWTAツアー準決勝で初の敗戦、19歳キュングの勢い止められず [タイ・オープン]

WTAツアー公式戦の「タイ・オープン」(WTAインターナショナル/タイ・ホアヒン/2月10~16日/賞金総額27万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第8シードの日比野菜緒(ブラス)は予選から勝ち上がってきたレオニー・キュング(スイス)に5-7 6-4 3-6で敗れた。試合時間は2時間30分。

 今大会に初めて出場した25歳の日比野は、6度目のWTAツアー準決勝で初黒星を喫した。

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 両者は今回が初対戦。2018年にウインブルドンのジュニアの部で準優勝した実績を持つ19歳のキュングはWTAツアーの本戦でプレーしたのは今回が2度目に過ぎず、予選5試合を含めてここまで1勝も挙げたことがなかった。

 今週の日比野は、1回戦でアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)を7-6(5) 7-5で、2回戦でラッキールーザーから勝ち上がってきたピアンタン・プリプーチ(タイ)を6-0 6-1で、準々決勝では世界ランク4位で第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-2で倒す金星を挙げて4強入りを決めていた。

 キュングは決勝で、第5シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)と対戦する。リネッテは準決勝で、パトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)を7-5 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真はオーストラリアン・オープンでの日比野菜緒(ブラス)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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