ガウフがアニシモワとのアメリカ勢対決を制してクレーコートで2週連続4強入り [エミリア ロマーニャ・オープン]

写真はイタリア国際でのコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「エミリア ロマーニャ・オープン」(WTA250/イタリア・エミリア ロマーニャ州パルマ/5月16~22日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第3シードのコリ・ガウフ(アメリカ)が第5シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)との同胞対決を6-3 6-3で制してベスト4に進出した。

 前週のローマで4強入りしてクレーコートではキャリア最高となる成績をおさめた17歳のガウフは、第2セット0-3から巻き返してストレート勝ちをおさめた。

「第2セットで私は多くのボールをミスしていた。最初の3ゲームの間に7~8ポイントを連続で落としていたと思うわ。それから私はより大きなターゲットを狙っていこうと決め、ウィナーを打ち込もうとする代わりにボールを深く打つことに気持を集中させたの」とガウフは振り返った。

 ガウフは次のラウンドで、第8シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を7-5 6-1で破って勝ち上がったカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する。シニアコバは火曜日に行われた2回戦で、第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒す番狂わせを演じていた。

 そのほかの試合では第6シードのワン・チャン(中国)が第2シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)に7-6(4) 3-6 7-5で競り勝ち、元USオープン優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサラ・エラーニ(イタリア)を6-3 6-0で退け、勝ち上がった両者の準決勝での対戦が決まった。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の開幕日が1週間遅れた中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加されていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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