17歳ガウフがプロツアーのクレーコート大会で初の決勝進出 [エミリア ロマーニャ・オープン]

写真はイタリア国際でのコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「エミリア ロマーニャ・オープン」(WTA250/イタリア・エミリア ロマーニャ州パルマ/5月16~22日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で第3シードのコリ・ガウフ(アメリカ)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を7-5 1-6 6-2で振りきり、プロツアーのクレーコートでは初となる決勝進出を決めた。

 今大会でのシニアコバは、火曜日に行われた2回戦で第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒す番狂わせを演じていた。

 前週のローマで4強入りしてクレーコートではキャリア最高となる成績をおさめた17歳のガウフにとって、これはキャリア2度目のWTAツアー決勝となる。彼女は今季のクレーコートでの戦績を11勝3敗とし、5月30日からパリで始まるフレンチ・オープンに向けて着々と準備を進めている。

 ガウフは土曜日の決勝で、元USオープン優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-2 7-6(3)で破って勝ち上がった第6シードのワン・チャン(中国)と対戦する。ワンは第2セットで1-5と劣勢に立たされていたが、そこから巻き返してタイブレークを制した末にストレート勝利をおさめた。

 2019年にオーストリアのリンツでタイトルを獲得したガウフは、シングルスではキャリア2勝目を目指している。彼女はキャサリン・マクナリー(アメリカ)との自称“マクココ(McCoco)”ペアで第4シードとして出場しているダブルスでも勝ち残っており、単複2冠の可能性を残している。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の開幕日が1週間遅れた中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加されていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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