ジョコビッチ、ナダル、フェデラーの『ビッグ3』が揃って2回戦をクリア [フレンチ・オープン]

写真はロジャー・フェデラー(スイス)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第8シードのロジャー・フェデラー(スイス)がマリン・チリッチ(クロアチア)を6-2 2-6 7-6(4) 6-2で倒してベスト32に進出した。試合時間は2時間35分。

 ロラン・ギャロスに2年ぶり19回目の出場となる39歳のフェデラーは、2009年に唯一のタイトルを獲得して生涯グランドスラム(キャリアを通じて4つの異なるグランドスラムで優勝すること)を達成。前回プレーした2019年は、準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に3-6 4-6 2-6で敗れていた。

 2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)のあとに右膝の手術を2度受けたフェデラーは、約13ヵ月間の休養を経て3月にドーハ(ATP250/ハードコート)で復帰したあと2週間前のジュネーブ(ATP250/クレーコート)でプレーして今季1勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 フェデラーは次のラウンドで、第30シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-3 6-2 3-6 6-4で破って勝ち上がったドミニク・コプファー(ドイツ)と対戦する。

 この日は『ビッグ3』の全員が2回戦に臨み、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-3 6-2 6-4で退け、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)はリシャール・ガスケ(フランス)を6-0 7-5 6-2で下して35歳の誕生日を勝利で祝った。

 そのほかの試合ではヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、キャメロン・ノリー(イギリス)、マルコ・チェッキナート(イタリア)、リカルダス・ベランキス(リトアニア)、予選勝者のカルロス・アルカラス(スペイン)が3回戦に駒を進めた。

 第21シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がチェッキナートに4-6 1-6 6-3 1-6で、第28シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)は18歳のアルカラスに4-6 2-6 4-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 6-2 6-4 ●4パブロ・クエバス(ウルグアイ)

○7リカルダス・ベランキス(リトアニア)7-5 2-6 7-6(4) 6-0 ●6ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)

○12マルコ・チェッキナート(イタリア)6-4 6-1 3-6 6-1 ●9アレックス・デミノー(オーストラリア)[21]

○32ロジャー・フェデラー(スイス)[8] 6-2 2-6 7-6(4) 6-2 ●29マリン・チリッチ(クロアチア)

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○33ラファエル・ナダル(スペイン)[3] 6-0 7-5 6-2 ●36リシャール・ガスケ(フランス)

○37キャメロン・ノリー(イギリス)4-6 6-3 6-3 6-2 ●39ロイド・ハリス(南アフリカ)

○59カルロス・アルカラス(スペイン)[Q] 6-4 6-2 6-4 ●57ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)[28]

○63ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)7-5 7-6(1) 6-4 ●61ファクンド・バグニス(アルゼンチン)

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写真◎Getty Images

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