今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月30日～6月13日／クレーコート）の男子シングルス2回戦で、第14シードのガエル・モンフィス（フランス）がミカエル・イーメル（スウェーデン）に0-6 6-2 4-6 3-6で敗れた。試合時間は2時間24分。

　ロラン・ギャロスに5年連続15回目の出場となった34歳のモンフィスは、2008年のベスト4が最高成績。秋に開催された昨年は、1回戦でアレクサンダー・ブブリク（カザフスタン）に4-6 5-7 6-3 3-6で敗れていた。

　今シーズンのモンフィスはここまで7大会でプレーして1試合しか勝つことができずに今大会を迎え、新型コロナウイルス（COVID-19）のパンデミックにより中断したツアーが昨年夏に再開されてからの戦績は2勝10敗となった。

　イーメルは次のラウンドで、ジャンルカ・マーゲル（イタリア）との同胞対決を6-1 7-5 3-6 6-3で制して勝ち上がった第18シードのヤニク・シナー（イタリア）と対戦する。

　そのほかの試合では第9シードのマッテオ・ベレッティーニ（イタリア）、第10シードのディエゴ・シュワルツマン（アルゼンチン）、ドミニク・コプファー（ドイツ）、ロレンツォ・ムゼッティ（イタリア）、クォン・スンウ（韓国）、フィリップ・コールシュライバー（ドイツ）が3回戦に駒を進めた。

　第24シードのアスラン・カラツェフ（ロシア）がコールシュライバーに3-6 6-7(4) 6-4 1-6で、第30シードのテイラー・フリッツ（アメリカ）はコプファーに3-6 2-6 6-3 4-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

男子シングルス2回戦｜主な試合結果

○15ロレンツォ・ムゼッティ（イタリア）7-5 6-3 6-2 ●14西岡良仁（日本／ミキハウス）

○17マッテオ・ベレッティーニ（イタリア）[9] 6-3 6-3 6-2 ●19フェデリコ・コリア（アルゼンチン）

○22クォン・スンウ（韓国）6-4 7-5 7-5 ●23アンドレアス・セッピ（イタリア）

○28ドミニク・コプファー（ドイツ）6-3 6-2 3-6 6-4 ●25テイラー・フリッツ（アメリカ）[30]

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○41ヤニク・シナー（イタリア）[18] 6-1 7-5 3-6 6-3 ●43ジャンルカ・マーゲル（イタリア）

○45ミカエル・イーメル（スウェーデン）6-0 2-6 6-4 6-3 ●48ガエル・モンフィス（フランス）[14]

○49ディエゴ・シュワルツマン（アルゼンチン）[10] 6-4 6-2 6-4 ●52アルヤズ・ベデネ（スロベニア）

○53フィリップ・コールシュライバー（ドイツ）6-3 7-6(4) 4-6 6-1 ●56アスラン・カラツェフ（ロシア）[24]