前年準優勝のケニンらが3回戦へ、2019年女王バーティは途中棄権 [フレンチ・オープン]

写真はソフィア・ケニン(アメリカ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)が予選から勝ち上がってきたヘイリー・バティスト(アメリカ)を7-5 6-3で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間21分。

 ロラン・ギャロスに4年連続出場となる22歳のケニンは、秋に開催された昨年の大会で準優勝。決勝ではイガ・シフィオンテク(ポーランド)に4-6 1-6で敗れたが、初タイトルを獲得した同年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いてグランドスラム決勝の舞台を経験した。

 今季のクレーコートシーズンでのケニンはここまでに3大会でプレーしたが、1勝も挙げることができずに今大会を迎えている。

 ケニンは次のラウンドで、テレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-3 6-3で破って勝ち上がった第28シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

 フィリップ・シャトリエ・コートの第1試合では、マグダ・リネッテ(ポーランド)と対戦した第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が1-6 2-2の時点でリタイアした。左腰の問題を抱えていたバーティは、1回戦で世界ランク70位のベルナルダ・ペラ(アメリカ)に苦戦しながらも6-4 3-6 6-2で勝っていた。

 そのほかの試合では第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第18シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、第25シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)が3回戦に駒を進めた。

 第32シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)はクレイチコバに2-6 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○3マグダ・リネッテ(ポーランド)6-1 2-2 Ret. ●1アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1]

○8オンス・ジャバー(チュニジア)[25] 6-2 6-4 ●6アストラ・シャルマ(オーストラリア)[WC]

○24カロリーナ・ムチョバ(チェコ)[18] 6-3 6-4 ●21バルバラ・レプチェンコ(アメリカ)[Q]

○27バーボラ・クレイチコバ(チェコ)6-2 6-3 ●25エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[32]

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○32エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[5] 6-0 6-4 ●29アン・リー(アメリカ)

○33ソフィア・ケニン(アメリカ)[4] 7-5 6-3 ●35ヘイリー・バティスト(アメリカ)[Q]

○40ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[28] 6-3 6-3 ●37テレザ・マルティンコバ(チェコ)

○50マルタ・コスチュク(ウクライナ)6-3 6-4 ●51ジェン・サイサイ(中国)

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写真◎Getty Images

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