ズベレフがダビドビッチ フォキナを退けロラン・ギャロスで初の準決勝進出 [フレンチ・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がノーシードから勝ち上がってきたアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-4 6-1 6-1で下して初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間36分。

 グランドスラム大会でズベレフが準々決勝を突破したのは準優勝だったUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いて3度目となり、戦績は3勝3敗となった。

 ロラン・ギャロスに6年連続出場となる24歳のズベレフは、2度のベスト8(2018年、19年)がこれまでの最高成績だった。秋に開催された昨年は、4回戦でヤニク・シンネル(イタリア)に3-6 3-6 6-4 3-6で敗れていた。

 今季のクレーコートシーズンでのズベレフはここまでに4大会でプレーし、5月のマドリッド(ATP1000)でタイトルを獲得するなど9勝3敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でズベレフは、シナーとの対戦成績を3勝0敗とした。グランドスラム大会では昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の4回戦で対決し、ズベレフが6-2 6-2 6-1で勝っていた。

 今大会でのズベレフは1回戦で予選勝者のオスカー・オッテ(ドイツ)を3-6 3-6 6-2 6-2 6-0で、2回戦で予選勝者のロマン・サフィウリン(ロシア)を7-6(4) 6-3 7-6(1)で、3回戦でラスロ・ジェレ(セルビア)を6-2 7-5 6-2で、4回戦では日本の錦織圭(日清食品)を6-4 6-1 6-1で破って8強入りを決めていた。

 ズベレフは次のラウンドで、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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