「ノバクの半分でいいから成し遂げたい」チチパスの準優勝スピーチ[フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に7-6(6) 6-2 3-6 2-6 4-6で敗れた第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がセレモニーで準優勝スピーチを行った。

「ここで初めての決勝を戦い、この大会ここまで素晴らしい勝ち上がりだったし、自分に満足しているが、この数年間自分がいかに偉大なチャンピオンであるかを証明してきたノバクに敬意を表したい。彼がここまで成し遂げてきたことにインスパイアされてきた。いつの日か、彼が成し遂げたことの半分でいいから、自分も達成したい」

「ノバク本人だけでなく、この数年の成功は彼のチームが一緒になって成し遂げたもの。チーム全体の努力の賜物だ。あそこまで上り詰めたのは、多くの人の計り知れない努力があったはず」

「素晴らしい大会だった。応援してくれたギリシャのファン、そして支えてくれたチームに感謝したい。自分の夢を実現するのを助けてくれている。困難な道のりで、一日一日多大な努力が必要だった。ロラン・ギャロス、ありがとう。この2週間は自分にとって素晴らしいものだった。来年もここに戻ってきていいプレーを披露したい」

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写真◎Getty Images

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