2019年シーズン以来のタイトルを目指すベンチッチが決勝進出 [bett1オープン]

写真はベリンダ・ベンチッチ(スイス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「bett1オープン」(WTA500/ドイツ・ベルリン/6月14~20日/賞金総額56万5530ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で第5シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)がアリゼ・コルネ(フランス)を7-5 6-4で退け、2019年シーズン以来のタイトルに王手をかけた。

 この試合で手にした4つのブレークポイントのすべてをものにしたベンチッチは、自分のサービスゲームで直面した10回のピンチを8度セーブした。

 2019年のモスクワを最後に優勝から遠ざかっているベンチッチがそれ以降で最後に決勝に進出したのは2月のアデレードで、そのときはイガ・シフィオンテク(ポーランド)に敗れて準優勝に終わっていた。彼女は2015年にイーストボーンの決勝でアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を破り、ツアー初タイトルをグラスコート大会で獲得していた。

 ベンチッチは決勝で、世界ランク106位で22歳のリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦する。サムソノワはこの日、オーストラリアン・オープンを2度制した実績を持つ第7シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-2で下す番狂わせに成功した。

 予選から勝ち上がってきたサムソノワは現在マッチ6連勝中で、勝ち上がる過程でグランドスラム大会決勝進出者のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)とマディソン・キーズ(アメリカ)を倒していた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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