負傷したふくらはぎの回復が間に合わず、ハレプがタイトル防衛への挑戦を断念

写真は2019年ウインブルドン女子シングルス表彰式でのシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)


 女子テニス世界ランク3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が金曜日に自身のSNSを更新し、6月28日(月)に開幕するウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を欠場すると発表した。

 5月のローマ(WTA1000/クレーコート)に参戦したハレプはアンジェリック・ケルバー(ドイツ)との2回戦を左ふくらはぎのケガによりリードしながらリタイアし、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の出場を断念していた。

 ハレプはSNSに投稿した声明文の中で「ふくらはぎのケガが完全に回復していないため、ウインブルドン欠場を発表しなければならず非常に悲しいです」と報告し、「正直に言って私はこの決定を下さなければならないことに本当に落ち込んでおり、動揺しています。直近のグランドスラム2大会でプレーできず、精神的にも身体的にもさらに厳しいものとなりました。私たちはこれからどうなっていくか見ていきますが、私はこの試練が自分を人としてもアスリートとしてもより強くしてくれることを願っています」とコメントした。

 ウインブルドンに2019年まで9年連続で出場していた29歳のハレプは前回大会でキャリア2度目のグランドスラム制覇を果たし、今大会にはディフェンディング・チャンピオンとして臨む予定だった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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