2018年優勝者のハレプがフレンチ・オープン欠場を発表「正しい唯一の決断」

写真は2018年フレンチ・オープン女子シングルス表彰式でのシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)

女子テニス世界ランク3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が金曜日に自身のSNSを更新し、5月30日に開幕するフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を欠場すると発表した。

 前週のローマ(WTA1000/クレーコート)にディフェンディング・チャンピオンとして出場していたハレプは、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)との2回戦を左ふくらはぎのケガによりリードしながらリタイアしていた。

 ハレプはSNSに投稿した声明文の中で「今年のロラン・ギャロスを欠場するのは心苦しいです。残念ながら左ふくらはぎの回復にはもっと時間が必要で、期間が短すぎます」と報告し、「グランドスラム大会を辞退するのは私のアスリートとしての本能や願望に反しますが、これは正しい唯一の決断です。パリに行けないのはとても悲しいですが、私は回復に力を注いで前向きな姿勢を保ち、治ったら直ぐにコートに戻りたいと思います」とコメントした。

 フレンチ・オープに昨年まで11年連続で出場していた29歳のハレプは、3度目の決勝に臨んだ2018年にグランドスラム初タイトルを獲得。秋に開催された昨年は、4回戦でイガ・シフィオンテク(ポーランド)に1-6 2-6で敗れていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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