本玉真唯が今季2勝目、宮崎百合子はダブルス優勝 [W25ポルト]

写真は女子シングルス優勝の本玉真唯(写真◎本人提供)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ポルト・オープン」(ITFワールドテニスツアーW25/ポルトガル・ポルト/6月21~27日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードの本玉真唯(島津製作所)が予選から勝ち上がってきたアナスタシア・チホノワ(ロシア)を6-4 6-3で下して優勝を飾った。試合時間は1時間44分。

 2019年の全日本テニス選手権でチャンピオンに輝いた21歳の本玉がITFツアーでタイトルを獲得したのは、5月のサリナス(W25/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。決勝での戦績は、2勝4敗となった。

 今大会での本玉は1回戦で予選勝者のルル・サン(スイス)を6-4 6-4で、2回戦で予選勝者のマルタ・カスティック(スペイン)を6-3 6-3で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)のマチルド・ホルヘ(ポルトガル)を6-0 6-0で、準決勝では第2シードのテッサ・アンドリアンジャフィトリモ(フランス)を7-5 1-6 7-6(4)で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスではノーシードから勝ち上がったアリアンヌ・ハトーノ(オランダ)/宮崎百合子(メディロム)が決勝で第1シードの鮎川真奈(エームサービス)/大前綾希子(島津製作所)を7-5 6-2で倒し、同ペアでの3勝目を挙げた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○24本玉真唯(日本/島津製作所)[4] 6-4 6-3 ●3アナスタシア・チホノワ(ロシア)[Q]

女子シングルス準決勝

○3アナスタシア・チホノワ(ロシア)[Q] 7-6(3) 6-2 ●12アリアンヌ・ハトーノ(オランダ)

○24本玉真唯(日本/島津製作所)[4] 7-5 1-6 7-6(4) ●32テッサ・アンドリアンジャフィトリモ(フランス)[2]

女子シングルス準々決勝

○3アナスタシア・チホノワ(ロシア)[Q] 2-6 7-6(4) 6-1 ●8マリナ・バソル リベラ(スペイン)[6]

○12アリアンヌ・ハトーノ(オランダ)6-0 4-6 6-2 ●13オルガ・ヘルミ(デンマーク)[Q]

○24本玉真唯(日本/島津製作所)[4] 6-0 6-0 ●18マチルド・ホルヘ(ポルトガル)[WC]

○32テッサ・アンドリアンジャフィトリモ(フランス)[2] 6-3 4-1 Ret. ●27マリア・グティエレス カラスコ(スペイン)

女子ダブルス決勝

○13アリアンヌ・ハトーノ/宮崎百合子(オランダ/メディロム)7-5 6-2 ●1鮎川真奈/大前綾希子(エームサービス/島津製作所)[1]

女子ダブルス準決勝

○1鮎川真奈/大前綾希子(エームサービス/島津製作所)[1] 6-2 6-7(7) [10-8] ●7本玉真唯/波形純理(島津製作所/フリー)

○13アリアンヌ・ハトーノ/宮崎百合子(オランダ/メディロム)7-5 6-3 ●12荒川晴菜/オリビア・​タンドラモリア(アオヤマスポーツ/オーストラリア)[3]

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