2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦6月28日～7月11日／グラスコート）の女子シングルス2回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）がワイルドカード（主催者推薦枠）を得て参戦したケイティ・ブルター（イギリス）を4-6 6-3 6-3で倒してベスト32に進出した。試合時間は2時間6分。

　ウインブルドンに2年ぶり4度目の出場となる23歳のサバレンカは、初参戦だった2017年に予選を勝ち上がって2回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。前回開催された2019年は、1回戦でマグダレナ・リバリコバ（スロバキア）に2-6 4-6で敗れていた。

　サバレンカは次のラウンドで、第32シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）を7-5 6-2で破って勝ち上がった予選勝者のマリア カミラ・オソリオ セラーノ（コロンビア）と対戦する。

　そのほかの試合では第7シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）、第8シードのカロリーナ・プリスコバ（チェコ）、第11シードのガルビネ・ムグルッサ（スペイン）、第13シードのエリース・メルテンス（ベルギー）、第18シードのエレナ・リバキナ（カザフスタン）、第21シードのオンス・ジャバー（チュニジア）、第23シードのマディソン・キーズ（アメリカ）、ワイルドカードで出場したリュドミラ・サムソノワ（ロシア）、ビクトリヤ・ゴルビッチ（スイス）、スローン・スティーブンス（アメリカ）、イリナ カメリア・ベグ（ルーマニア）、マディソン・ブレングル（アメリカ）、テレザ・マルティンコバ（チェコ）が3回戦に駒を進めた。

　第4シードのソフィア・ケニン（アメリカ）がブレングルに2-6 4-6で、第22シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）がサムソノワに4-6 6-3 3-6で、第26シードのペトラ・マルティッチ（クロアチア）はベグに5-7 7-6(7) 3-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー

女子シングルス2回戦｜主な試合結果

○65カロリーナ・プリスコバ（チェコ）[8] 6-2 6-2 ●67ドナ・ベキッチ（クロアチア）

○71テレザ・マルティンコバ（チェコ）6-3 7-6(5) ●70ナディア・ポドロスカ（アルゼンチン）

○75リュドミラ・サムソノワ（ロシア）[WC] 6-4 3-6 6-3 ●73ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[22]

○79スローン・スティーブンス（アメリカ）7-5 6-3 ●77クリスティ・アン（アメリカ）[LL]

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○81エリース・メルテンス（ベルギー）[13] 6-2 6-0 ●83ジュ・リン（中国）

○88マディソン・キーズ（アメリカ）[23] 6-1 6-4 ●86ローレン・デービス（アメリカ）

○90ビクトリヤ・ゴルビッチ（スイス）6-2 6-0 ●92ダニエル・コリンズ（アメリカ）

○93マディソン・ブレングル（アメリカ）6-2 6-4 ●96ソフィア・ケニン（アメリカ）[4]

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○97イガ・シフィオンテク（ポーランド）[7] 6-1 6-3 ●100ベラ・ズボナレワ（ロシア）

○101イリナ カメリア・ベグ（ルーマニア）7-5 6-7(7) 6-3 ●104ペトラ・マルティッチ（クロアチア）[26]

○105オンス・ジャバー（チュニジア）[21] 7-5 6-0 ●108ビーナス・ウイリアムズ（アメリカ）

○112ガルビネ・ムグルッサ（スペイン）[11] 6-1 6-4 ●110レスリー・パッティナマ ケルクホーフ（オランダ）[Q]

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113マリア・サカーリ（ギリシャ）[15] 5-7 順延 115シェルビー・ロジャーズ（アメリカ）

○120エレナ・リバキナ（カザフスタン）[18] 6-4 6-4 ●118クレア・リュー（アメリカ）[Q]

○123マリア カミラ・オソリオ セラーノ（コロンビア）[Q] 7-5 6-2 ●121エカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）[32]

○128アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[2] 4-6 6-3 6-3 ●126ケイティ・ブルター（イギリス）[WC]