日本テニス協会が楽天ジャパンオープン、花キューピットオープンの中止を決定

2019年の楽天ジャパンオープンで大会初優勝を飾ったノバク・ジョコビッチ(写真◎Getty Images)


 日本テニス協会(JTA)は、ATP(男子プロテニス協会)および国際テニス連盟(ITF)と協議を重ねた結果、10月2日(土)から10日(日)まで、有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コートで開催を予定していた「楽天ジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2021」(ATPワールドツアー500、ITF車いすテニスツアー2シリーズ)の中止を決定した。また、同協会はWTAとも協議を重ね、9月13日(月)から19日(日)まで、広島広域公園テニスコートで開催を予定していた「花キューピットジャパンウイメンズオープン2021」(WTA250)の中止も決定した。

 以下は日本テニス協会の発表内容より一部を抜粋(※補足箇所あり)。

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「新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、大会開催に向けて無観客や入場制限を含む様々な方策を探ってきました。しかし、一定期間の待機を求める現在の日本の入国制度の下では、ATPツアーおよびWTAツアーの開催承認は難しく、選手や関係者の多くが海外から来日する大会の性質上、中止せざるを得ないとの結論に至りました。大会の開催中止は2020年に続くものです。本協会では新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、2022年の楽天ジャパンオープンおよび花キューピットオープンの開催に向けて全力を尽くしていく考えです」

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 なお楽天ジャパンオープンを中止とする一方で、「年内に何らかのテニスイベントを開催することを模索」と、代替イベントの考えがあるとしている。

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