日比野菜緒がダブルスでも大会初勝利をマーク、粘る相手を最終セットで振りきる [ウインブルドン]

写真は2017年ウインブルドンでの日比野菜緒(ブラス)(撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子ダブルス1回戦で、ケイトリン・クリスチャン(アメリカ)/日比野菜緒(ブラス)がクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)/アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-3 6-7(4) 6-3で振りきった。試合時間は1時間59分。

 第1セットを先取したクリスチャン/日比野は第2セットも5-1とリードして勝利目前まで迫ったが、挽回された末に最終セットに持ち込まれていた。

 日比野とクリスチャンのコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ6月のノッティンガム(WTA250/グラスコート)では初戦を勝ち上がったが、クリスチャンが右膝を痛めて準々決勝を棄権していた。

 シングルスに出場していた日比野は本戦初勝利を挙げたが、前日に行われた2回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に4-6 6-7(4)で敗れていた。

 クリスチャン/日比野は次のラウンドで、第11シードのラウラ・シグムンド(ドイツ)/ベラ・ズボナレワ(ロシア)と対戦する。2020年USオープン優勝ペアのシグムンド/ズボナレワは1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したタラ・ムーア/エデン・シルバ(ともにイギリス)を6-4 6-3で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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