クラーセン/マクラクラン勉が4時間超の5セットマッチを制して8強入り [ウインブルドン]

写真は2019年ウインブルドンでのマクラクラン勉(イカイ)(撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子ダブルス3回戦で、第14シードのレイブン・クラーセン(南アフリカ)/マクラクラン勉(イカイ)がジェレミー・シャルディ/ファブリス・マルタン(ともにフランス)との接戦を6-7(4) 6-4 6-7(5) 7-6(5) 7-5で制してベスト8進出を果たした。試合時間は4時間12分。

 この試合でのクラーセン/マクラクランタイブレークを2つ落としたが自分たちのサービスゲームはすべてキープし、第2セットと第5セットで1度ずつブレークに成功して勝利をもぎ取った。

 マクラクランとクラーセンのコンビは、今大会が17回目のダブルス出場。初めてペアを組んだ昨年10月のケルン(ATP250/室内ハードコート)では、決勝でフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を2年連続で制したケビン・クラウィーツ/アンドレアス・ミース(ともにドイツ)に勝ってタイトルを獲得した。

 今大会でのクラーセン/マクラクランは1回戦でアンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)/アンドレア・ババソリ(イタリア)を6-7(3) 6-4 6-4で破って同ペアでのグラスコート初勝利を挙げたあと、2回戦ではリカルダス・ベランキス(リトアニア)/ドミニク・コプファー(ドイツ)を2-6 6-3 6-4で倒して16強入りを決めていた。

 クラーセン/マクラクランは3回戦で、シモーネ・ボレッリ(イタリア)/マッシモ・ゴンサレス(アルゼンチン)とアンドレイ・ゴルベウ(カザフスタン)/ロビン・ハッサ(オランダ)の勝者と対戦する。

 柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)とのペアで第15シードとしてミックスダブルスにも出場しているマクラクランは、オリバー・マラック(オーストリア)/リューメラ・キッシャノック(ウクライナ)との初戦を控えている。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

Pick up

Related

Ranking of articles