「僕が可能な限り多くの四大大会タイトルを獲ろうとしていることは秘密でも何でもない」とジョコビッチ [ウインブルドン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第17シードのクリスチャン・ガリン(チリ)を6-2 6-4 6-2で下して12回目のベスト8進出を決める過程でほとんど問題に遭遇しなかった。

「僕がグランドスラム大会で可能な限り多くのタイトルを獲ろうとしていることは秘密でも何でもない」と『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』を目指しているジョコビッチは語った。彼はあと3試合に勝てば、グランドスラム大会獲得タイトル数が「20」となり、男子の最多記録を持つラファエル・ナダル(スペイン)とロジャー・フェデラー(スイス)と並ぶことができる。

 ジョコビッチは次のラウンドで、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。29歳のフチョビッチは第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 4-6 4-6 6-0 6-3で倒し、20歳のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とともに初のグランドスラム8強入りを果たした。

 この日は第16シードのオジェ アリアシムが第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-4 7-6(6) 3-6 3-6 6-4で競り勝ったほか、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、第25シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がウインブルドンでは初となる準々決勝進出を決めた。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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