シャポバロフがハチャノフを5セットの末に倒し、初のグランドスラム4強入り [ウインブルドン]
2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が第25シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-4 3-6 5-7 6-1 6-4で倒してグランドスラム大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は3時間26分。
ウインブルドンに2年ぶり4度目の出場となる22歳のシャポバロフは、2018年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。前回開催された2019年は、1回戦でリカルダス・ベランキス(リトアニア)に6-7(0) 4-6 3-6で敗れていた。シャポバロフは2016年、同大会のジュニアの部でタイトルを獲得していた。
この結果でシャポバロフは、ハチャノフとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2019年11月にデビスカップ・ファイナルズ(スペイン・マドリッド/室内ハードコート)の準決勝で一度顔を合わせており、シャポバロフが6-4 4-6 6-4で勝っていた。
今大会でのシャポバロフは1回戦でフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に6-4 4-6 6-3 5-7 6-4で競り勝ち、2回戦はパブロ・アンドゥハル(スペイン)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、3回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)を6-4 6-2 6-2で、4回戦では第8シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-1 6-3 7-5で破って8強入りを決めていた。
シャポバロフは次のラウンドで、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-3 6-4 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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