車いすの部がスタート、大谷桃子がウインブルドンのデビュー戦で上地結衣から初勝利

写真はイメージ(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の大会10日目は車いすの部が始まり、女子シングルス1回戦で大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)が第2シードの上地結衣(三井住友銀行)との日本人対決を6-3 6-4で制して大会デビューを勝利で飾った。試合時間は1時間16分。

 グランドスラムに2大会ぶり4度目の出場となる25歳の大谷は、初勝利を挙げた2020年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で上地との日本人対決の決勝に2-6 1-6で敗れたしたが準優勝に輝いた。

 この結果で大谷は、7度目の対戦で上地から初勝利を挙げた。グランドスラム大会では昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の1回戦とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の決勝で顔を合わせ、いずれも上地がストレートセットで勝っていた。

 大谷は準決勝で、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)とアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)の勝者と対戦する。

 上地は2014年から大会4連覇を果たしたジョーダン・ワイリー(イギリス)とのペアで第2シードとしてダブルスにも出場しており、初戦でベルナール/大谷と対戦する予定となっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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