元世界1位マレーが苦渋のシングルス棄権「ジョーとのダブルスに集中する」 [東京2020]

写真は男子ダブルス1回戦でのアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の大会2日目は、引き続き男女単複の1回戦が行われた。

 4つ目の五輪メダルを目指す元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が右大腿四頭筋の問題のため、東京五輪テニス競技の男子シングルスを棄権することを決めた。

 日曜日に予定されていた第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に対する男子シングルス1回戦の少し前に棄権を決めたマレーは、男子ダブルスではプレーを続ける意向を示している。彼とパートナーのジョー・ソールズベリー(イギリス)は土曜日、第2シードのピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(フランス)を6-3 6-2で倒す番狂わせを演じて2回戦に駒を進めていた。

「棄権しなければならなくなり本当にがっかりしているが、メディカルスタッフがからシングルスとダブルスの両方でプレーするのは止めたほうががいいと忠告された。だから僕はシングルスを棄権し、ジョーとのダブルスに集中するという難しい決断を下さなければならなかった」とマレーは説明した。

 これは34歳のマレーにとって、最新の躓きだった。彼は鼠径部のケガで3ヵ月の休止を強いられたあと、ごく最近になってツアー復帰を果たしたばかりだったのだ。彼はまた、2度の手術を必要とした深刻な股関節のケガを乗り越えてここに至っていた。マレーはロンドンとリオデジャネイロの男子シングルスで金メダルに輝き、2012年ロンドン五輪ではローラ・ロブソン(イギリス)と組んだミックスダブルスでも銀メダルを獲得していた。

 気温が33度にまで上がって有明のハードコートに太陽が照り付ける中、暑さと湿気はこの日も問題となった。

 マレーの代わりに繰り上がりでシングルスに出場したマックス・パーセル(オーストラリア)は、オジェ アリアシムを6-4 7-6(2)で破る番狂わせを演じた。

 男子シングルスの日本勢は2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの錦織圭(日清食品)が第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 6-4で倒す殊勲の勝利を挙げたが、西岡良仁(ミキハウス)は同じくロシア五輪委員会(ROC)を代表してプレーする第12シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に6-3 1-6 2-6で敗れた。

 そのほかの男子シングルスのシード勢は第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第7シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が2回戦に駒を進めたが、第10シードのガエル・モンフィス(フランス)はイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に4-6 6-4 5-7で競り負けた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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