ルードがガストンを下して2週連続優勝 [スイス・オープン]

写真はBMWオープンでのキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「スイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・グスタード/7月19~25日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がノーシードから勝ち上がってきたユーゴ・ガストン(フランス)を6-3 6-2で下して2週連続優勝を飾った。試合時間は1時間34分。

 22歳のルードがATPツアーでチャンピオンに輝いたのは、前週のバスタッド(ATP250/クレーコート)に続いてキャリア4度目となる。決勝での戦績は、4勝2敗となった。

 この結果でルードは、ガストンとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2019年10月にパリ(ATP1000/室内ハードコート)の予選で一度顔を合わせており、ルードが6-4 3-6 6-3で勝っていた。

 今大会でのルードは初戦となった2回戦でデニス・ノバク(オーストリア)を6-4 7-6(5)で、準々決勝で第6シードのブノワ・ペール(フランス)を6-2 5-7 6-3で、準決勝では予選勝者のヴィート・コプリバ(チェコ)を6-3 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 20歳のガストンはジュニア時代には2017年オレンジボウルやアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された2018年ユース五輪(ともにITFグレードA/クレーコート)を制するなど世界ランク2位に至ったが、今週までツアー大会の本戦では5試合しか勝ったことがなかった。

 ダブルス決勝も行われ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマルク アンドレア・ヒュスラー/ドミニク・ストリッカー(ともにスイス)がシモン・バウクフ/ヤン・ゼリンスキ(ともにポーランド)を6-1 7-6(7)で倒してともにツアー初タイトルを獲得した。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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