20歳のガストンが3試合連続シード撃破で決勝進出 [スイス・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのユーゴ・ガストン(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「スイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・グスタード/7月19~25日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝が行われ、キャスパー・ルード(ノルウェー)とユーゴ・ガストン(フランス)がタイトルをかけて対決することになった。

 第6シードのルードが予選勝者のヴィート・コプリバ(チェコ)を6-3 6-0で退け、ガストンは第7シードのラスロ・ジェレ(セルビア)を3-6 6-3 6-3で倒した。

 前週のバスタッド(ATP250/クレーコート)に続いて決勝に進出した22歳のルードは、2週連続優勝に王手をかけた。過去のツアー決勝での戦績は、3勝2敗となっている。

 20歳のガストンはジュニア時代には2017年オレンジボウルやアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された2018年ユース五輪(ともにITFグレードA/クレーコート)を制するなど世界ランク2位に至ったが、今週までツアー大会の本戦では5試合しか勝ったことがなかった。

 決勝で戦う両者の過去の対戦成績は、1勝0敗でルードがリード。2019年10月にパリ(ATP1000/室内ハードコート)の予選で一度顔を合わせており、ルードが6-4 3-6 6-3で勝っている。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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