ルードがシャポバロフとの22歳対決を制してツアー2勝目「大きな自信になる」 [ジュネーブ・オープン]

写真はマドリッド・オープンでのキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月16~22日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が第2シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を7-6(6) 6-4で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間41分。

 ルードがATPツアーでタイトルを獲得したのは、昨年2月のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。決勝での戦績は、2勝2敗となった。

 ともに22歳のルードとシャポバロフが対戦したのは、公式戦ではこれが初めてだった。試合を通して一度もブレークポイントに直面しなかったルードは、第2セットで唯一のブレークに成功してストレート勝利をおさめた。

「このところずっといいプレーができており、大会で最後のほうまで勝ち上がっている。素晴らしい気分だよ。ロラン・ギャロスに向けて大きな自信になる。今日の試合はどちらが勝ってもおかしくない接戦だった」とルードは試合後にコメントした。

 クレーコートで3大会連続4強入りと安定した結果を残して今大会を迎えたルードは初戦となった2回戦でテニス・サングレン(アメリカ)を7-5 6-2で、準々決勝でドミニク・コプファー(ドイツ)を2-6 6-1 6-4で、準決勝ではパブロ・アンドゥハル(スペイン)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

  これに先立ちダブルス決勝も行われ、第2シードのジョン・ピアース(オーストラリア)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)がシモーネ・ボレッリ(イタリア)/マッシモ・ゴンサレス(アルゼンチン)を6-2 7-5で下して今季初優勝を飾った。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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