トップシードのルードが5月のジュネーブに続く今季2勝目 [ノルデア・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月12~18日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がノーシードから勝ち上がってきたフェデリコ・コリア(アルゼンチン)を6-3 6-3で下して1セットも落とさずチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間26分。

 22歳のルードがATPツアーでタイトルを獲得したのは、5月のジュネーブ(ATP250/クレーコート)以来でキャリア3度目となる。決勝での戦績は、3勝2敗となった。

 この結果でルードは、3度目の対戦でコリアから初勝利を挙げた。過去2戦もクレーコートでプレーし、いずれもコリアがストレートセットで勝っていた。

 今大会でのルードは初戦となった2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のホルガー ビトゥス ノズスコフ・ルーン(デンマーク)を6-0 6-2で退け、準々決勝は予選勝者のヘンリー・ラクソネン(スイス)が脚の付け根のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 29歳のコリアはツアー大会で準々決勝以上に勝ち進んだのが4度目に過ぎず、2月のコルドバ(ATP250/クレーコート)でのベスト4がこれまでの最高成績だった。

 これに先立ちダブルス決勝が行われ、サンデル・アレンズ/ダビド・ペル(ともにオランダ)がアンドレ・ベゲマン(ドイツ)/アルバーノ・オリベッティ(フランス)とのノーシード対決を6-4 6-2で制して優勝を飾った。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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