「イライラした」オリンピック2回戦敗退に涙のシフィオンテク [東京2020]

2021-07-26

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「イライラした」オリンピック2回戦敗退に涙のシフィオンテク [東京2020]

テニスマガジン編集部

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ミスに苛立ちを隠せなかったイガ・シフィオンテク（ポーランド）（Getty Images）

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　1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」（東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート／7月24日～8月1日／ハードコート）の女子シングルス２回戦で、第6シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）がパウラ・バドーサ（スペイン）に3-6 6-7(4)で敗れた。

「壁に向かって打っているんじゃないかと思うほど、どんなボールも返ってきてディフェンスを強いられた。難しい試合でかなりイライラしたし、すごく残念。パウラはサービスゲームで素晴らしかったから、私は常にプレッシャーを感じていた。ゲームを決める大事なポイントで最後にウィナーを決めにいくとき、簡単なミスをしてしまった。そのプレッシャーがなければ、決められたと思う。彼女が本当に素晴らしいプレーをしたので、それを称えたい。そしてできれば、上位まで勝ち進んで欲しい」

　初めてのオリンピックはどんな経験になったのか。

「アメージング、まったく新しい経験だった。今回経験する機会があったから、次のオリンピックでは目の前でどんなことが起きるのか先に予想でき、対処しやすいはず。2回戦敗退は悲しいけど、できるだけポジティブな面に目を向けたい。この経験から多くを学ぶことができた。それを今後のオリンピックで生かしたい」

試合後は涙を流し、しばらくベンチから動けなかったシフィオンテク

　少し休んでから次に向かってふたたび動き出す。

「私たちはみんな人間。毎週最高のレベルで戦うのは簡単なことじゃない。テニスが難しいのは、1大会終えたあとも次々に大会が続くこと。私たちは次の大会に向けての準備に入る。大会で優勝できるのは一人だけ。だからいつも次の大会に行くとき、自分がプレーした最後の試合は負けたんだという意識が頭の片隅に残っている。今は自宅に帰って少し休むのが楽しみかな」（テニスマガジン）

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写真◎Getty Images

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