予選突破の西岡良仁は初の本戦勝利ならず、ティアフォーがラッキールーザーのチャンス生かす [国立銀行オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「国立銀行オープン」(ATP1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月9~15日/賞金総額348万7915ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、西岡良仁(ミキハウス)はフランシス・ティアフォー(アメリカ)に4-6 3-6で敗れた。試合時間は1時間15分。

 予選決勝で敗れたティアフォーは、セバスチャン・コルダ(アメリカ)が腰の痛みを理由に棄権したためラッキールーザーでの本戦入りが決まっていた。

 今大会に2年ぶり3度目の出場となった25歳の西岡は、予選2試合を勝ち抜き2度目の本戦入り。前回開催された2019年は、予選決勝でイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に4-6 3-6で敗れていた。

 この結果でティアフォーは、西岡との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。ハードコートでは2016年7月にウィネットカ(ATPチャレンジャー5万ドル)の決勝で顔を合わせており、西岡が6-3 6-2で勝っていた。

 ティアフォーは次のラウンドで、第5シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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