ハレプが約3ヵ月ぶりに復帰も2大会連続優勝と勢いに乗るコリンズに敗れる [国立銀行オープン]

写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア/左)とダニエル・コリンズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「国立銀行オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月9~15日/賞金総額183万5490ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第6シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)がダニエル・コリンズ(アメリカ)に6-2 4-6 4-6で敗れた。試合時間は2時間55分。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ハレプはこの試合が初戦だった。5月のローマ(WTA1000/クレーコート)で左ふくらはぎを負傷して途中棄権した29歳のハレプはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の欠場を余儀なくされ、今大会が約3ヵ月ぶりの復帰戦だった。

 27歳のコリンズは3週間前のパレルモ(WTA250/クレーコート)と前週のサンノゼ(WTA500/ハードコート)を制して今大会を迎えており、マッチ連勝を「12」に伸ばした。コリンズは次のラウンドで、第10シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を1-6 6-3 6-2で破って勝ち上がったジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

 この日はハレプ以外にも3人の上位シード勢が初戦に臨み、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が16強入りを決めたが、第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)はジョハナ・コンタ(イギリス)に6-3 3-6 2-6で敗れた。

 そのほかの試合では第11シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第13シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第15シードのコリ・ガウフ(アメリカ)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)、カミラ・ジョルジ(イタリア)、予選勝者のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したレベッカ・マリノ(カナダ)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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