上地結衣/ワイリーがグランドスラムで3シーズンぶりの勝利 [オーストラリアン・オープン:車いすの部]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の車いすの部の女子ダブルス1回戦で、上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)が第2シードのサビーネ・エラルブロック(ドイツ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-1 6-4で破り、決勝進出を果たした。試合時間は1時間14分。

 ワイリーと上地のコンビは、2014年の全豪からグランドスラム5大会連続制覇を果たし、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)では2014年から4連覇を達成。同ペアがグランドスラムで勝ち星を挙げたのは、2017年のウインブルドンとなる。

2020年車いすテニス|PHOTOアルバム

 ふたりは今大会のシングルス1回戦で対戦し、上地が6-2 7-6(5)で勝っていた。

 上地/ワイリーは決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)と対戦する。デ グロート/ファンクォトは1回戦で、マジョレーン・バイス(オランダ)/ジュ・ジェンジェン(中国)を6-3 6-3で下しての勝ち上がり。

 シングルスに第2シードで出場している上地は、この日行われた準決勝でモンジェーヌを6-3 7-5で破り、2年ぶりの優勝に王手をかけていた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とデ グロートが優勝。ダブルスはヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ステファン・オルソン(スウェーデン)とデ グロート/ファンクォトがタイトルを獲得した。

※写真はシングルス1回戦での上地結衣(三井住友銀行)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 29: Yui Kamiji of Japan serves during her Women's Wheelchair Singles Quarterfinal match against Jordanne Whiley of Great Britain on day ten of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 29, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Mike Owen/Getty Images)

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