車いすの部がスタート、2度目の優勝を目指す上地結衣が初戦を突破 [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の大会10日目は車いすの部が始まり、女子シングルス1回戦で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がジョーダン・ワイリー(イギリス)を6-2 7-6(5)で倒し、初戦を突破した。試合時間は1時間33分。

 全豪に7年連続出場となる25歳の上地は、3度目の決勝進出を果たした2017年に初タイトルを獲得。昨年は決勝でディーダ・デ グロート(オランダ)に6-7(6) 4-6で敗れ、2年連続準優勝に終わっていた。

2020年車いすテニス|PHOTOアルバム

 上地は準決勝で、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)と対戦する。モンジェーヌは1回戦で、サビーネ・エラルブロック(ドイツ)を6-0 6-1で下しての勝ち上がり。

 ワイリーとのペアでダブルスにも出場している上地は、初戦で第2シードのエラルブロック/モンジェーヌと対戦する予定となっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とデ グロートが優勝。ダブルスはヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ステファン・オルソン(スウェーデン)とデ グロート/アニーク・ファンクォト(オランダ)がタイトルを獲得した。

※写真は上地結衣(三井住友銀行)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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