ズベレフがソックの途中棄権で4回戦に進出、シャポバロフはハリスにストレート負け [USオープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/左)とジャック・ソック(アメリカ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス3回戦が行われ、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジャック・ソック(アメリカ)が第4セット途中で棄権したためベスト16進出が決まった。

 第1セットを落としたズベレフは続く2セットを連取したあと、最終的に3-6 6-2 6-3 2-1となった時点でソックが試合続行を断念した。試合時間は1時間58分。

 東京オリンピックで金メダルを獲得したあと前哨戦のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)も制したズベレフは、マッチ連勝を「14」に伸ばした。

 フラッシングメドウに7年連続出場となる24歳のズベレフは、昨年の大会でグランドスラム自己最高となる準優勝。決勝では2セットアップでタイトルにあと一歩まで迫ったが、ドミニク・ティーム(オーストリア)に6-2 6-4 4-6 3-6 6-7(6)で逆転負けを喫した。

 ズベレフは次のラウンドで、第17シードのガエル・モンフィス(フランス)を7-6(1) 6-2 4-6 4-6 6-4で破って勝ち上がった第13シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第22シードのライリー・オペルカ(アメリカ)がニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を7-6(5) 6-3 6-4で、ロイド・ハリス(南アフリカ)が第7シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-4 6-4 6-4で、ワイルドカードのチャンスを生かして勝ち上がってきたジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)は第21シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-2 3-6 2-6 6-3 6-3で下し、それぞれ16強入りを決めた。オペルカとハリスは、4回戦で顔を合わせる。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

男子シングルス3回戦|主な試合結果

○13ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)[WC] 6-2 3-6 2-6 6-3 6-3 ●9アスラン・カラツェフ(ロシア)[21]

○33アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[4] 3-6 6-2 6-3 2-1 Ret. ●38ジャック・ソック(アメリカ)[WC]

○56ライリー・オペルカ(アメリカ)[22] 7-6(5) 6-3 6-4 ●52ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)

○58ロイド・ハリス(南アフリカ)6-4 6-4 6-4 ●64デニス・シャポバロフ(カナダ)[7]

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写真◎Getty Images

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